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相模湾 海から見る風景

逗子、鎌倉の海を眺め散歩で感じたことや、神奈川の古代を作った人々に思いを馳せ綴ります。

セリのお浸し

セリのお浸し
春の訪れとともに出回り始める山野草。セリ、たらの芽、ふきのとう、コゴミなど、独特の苦みと香りを楽しめる季節となりました。
蕗の薹、タラの芽の天ぷらがおいしい。少しの苦みが、春が来たことを存分に感じさせます。
蕗の薹
もう一つ春を感じさせるもの、セリのお浸しです。
七草に入っている山菜のセリですが、今の時季になると葉や茎も適度に柔らかくて食感もいいのです。
葉の緑色が鮮やかで美しく、店頭の季節の山菜と並んでもひと際生き生きしています。

「春先の田んぼや水辺でセリが採れる」ということはよく知っています。
空き地の少年野球をやっていた頃、空き地の脇に残った水辺にセリをよく見かけました。
身近な植物だったのですが、実際には摘んで食べたことはありません。
身近な野草ゆえに、春の七草の風流は感じていなかったというのが正直なところです。
しかし今や季節を感じる山野草として、存在感が溢れています。
せり

シャキシャキとし独特の香りと清涼感のある苦みが、一層引き立て季節を感じさせてくれます。
食感で香りが高く味が濃いのが特徴で、根っこまで調理できます。
ホウレン草や小松菜のお浸しもおいしいのですが、セリのもつシャッキとした食感と少しの香りには敵いません。
セリのような風味をシンプルに味わうなら、おひたしが最高です。
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  1. 2021/02/14(日) 18:39:20|
  2. 江戸の味舌つづみ
  3. | コメント:2

寿司ネタ赤貝のヒモ

寿司ネタ赤貝のヒモ
江戸前の寿司ネタの代表とも言える赤貝。この味に嵌っている。
あのかき揚げの小柱とともに東京湾の恵み、かつては天然赤貝の本場でした。
食べたときの食感が、これから寿司を食うぞという号令の様で、最初に食べるのは、コハダと赤貝と決めていたものです。
赤貝は比較的高い部類の寿司ネタでしたが、コリコリした食感とほんのり甘みと旨味が爽快感とともに感じられるのが気にいっています。

ところが、その赤貝、最近は手に入りやすくなってきたようで、スーパーの店頭でもよく見かけます。
晩秋から冬 そして春にむけて旨味が増してきます。これからが旬にあたります。
よく見かけるようになったのは、旬だからというだけではなく、どうやら養殖技術が上がったことによる恩恵のようです。

勿論輸入品も多くなりましたが、養殖が主流になったようです。養殖技術の進化により、高級ネタも安価なネタになったようです。
赤貝ひも半分


ところで、身ももちろんおいしいのですが、最近はヒモの旨さに軍配を上げています。
食感がよりコリコリして、香りも強いのです。
刺身定食を食べた折に、添え物のような赤貝のヒモが、新鮮でコリコリ具合がたまらなかったことがあります。以来この赤貝のヒモが好物になったのです。
副菜・添え物が主菜にとって代わった趣はありますが、その持ち味を発揮しています。
赤貝の旬は、これからの季節、出会えることを楽しみにしている。
  1. 2021/02/06(土) 15:14:16|
  2. 江戸の味舌つづみ
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伝説の見突き漁師

伝説の見突き漁師
漁師が、7mもの長さのサザエを挟む漁具を手入れしていた。海底のアワビの三角の殻の部分を突いて挟む道具らしい。海中でよくそんなことができるものだとその名人芸に舌を巻いていたら、昔はもっと上の伝説の漁師がいたことを紹介された。
伝説の漁師の話は、まさに古代海人族の末裔を感じさせた。
漁具拡大

見突き漁は、潮の澄む冬に行われる。水温が上がり濁ってしまうと見突き漁は、漁にならないのだ。
ところが、この伝説の漁師は、濁った潮でも、そこにいるアワビ・サザエを見Tけることができた。船の位置を決める山建てがしっかりしているから、一度見つけたアワビ・サザエは見逃さない。見つけた場所は二度と外さず、ぴたりとその場所に船をつけことができる。僅かでも外れると、同じような色の海底の岩に紛れてしまい、目指すサザエを見失ってしまう。
長い漁具を揺れる船の上から巧みに裁きながらサザエを仕留める。大きな魚介ほど深いところにいるというから、それだけ大変な技と言える。

アワビやサザエの収獲で子供たちを大学まで進学させ、鮑御殿とも言うべき立派な屋敷を建てたという。
そういう技を磨くための修練も厳しいものがあったようだ。
例えば、焚火には、近づくことがなかった。寒い日の焚火は、人は求めて暖まるものだが、この伝説の漁師は、火を見ると目を傷めると言って、目にしない、近づかないことをかたくなに守っていた。
また、文字文化はおろか、テレビなどは遠ざけ、世俗のことにも疎いというか、知らない。
バスの乗り方も分からない。知人を見つけ、後について回ることになる。
見突き鎌倉

一見単純に見えるが、透徹した所作、振る舞い、生き方が伝説となる故を表している。
テレビを見ないのは、テレビなどが目に悪い影響を与えることを知っていたのでしょう。
近代文明には背を向けているように見えるが、先人の知恵がたくさん隠されているのでしょう。

凄い人がいるものだ。近代文明に頼り切って生きている私たち、電気やガスのインフラが止まった時、なすすべなく生活が奪われた。人間の本来持っている五感をフルに生かして生き抜くことが、どれだけ大事なのか思い知らされた。
人間はこれらを様々に組み合わせて使っている。人間が本来持っている機能をどのように活用していくのかが問われている。
テレビ番組の「ポツンと一軒家」を見ていると、住まいを自力で建てている方を見かける。一時代前の人びとは、物のない時代ゆえそれしか方法がなく、多くの人がそんな努力をしている。
  1. 2021/01/31(日) 12:52:21|
  2. 逗子鎌倉葉山散歩
  3. | コメント:2

冬のイナダ

冬のイナダ
寒さが一段と厳しくなって、太陽のありがたさを一入感じている。
こんな日でも、漁師の働く姿が見える。
伝統漁法「見突き漁」でアワビを狙い、サザエが、2~3kg収穫があった。狙ったアワビも3枚と好漁だった。
アワビ漁の道具を水洗いしていた。金具付きの棒でアワビを起こし、天秤のようなこの網を下ろし、これにアワビを載せる。よく落としてしまい何度もトライするようだ。
相方漁師は、今朝曳き釣りに出たが今日は釣果がなかった。二日前、1kg超えのイナダが2本出た。今日も向かったが・・・。
これからが海水温の一番下がる時季になる。水面近くを引く曳き釣りは難しくなるのだろう。
アワビ天秤

夏のイナダは、よく釣れるが、味はいま一つというか、あまり食べたがらない。
『夏の火鉢』というか、誰も寄り付かないとも言える。ところが、冬のイナダと初秋のそれとは比較にならないほど脂の乗りが違う。全身に脂が回って、大型になればなるほど脂が乗って、食味は最高の時期を迎えます。
  1. 2021/01/27(水) 16:48:36|
  2. 逗子鎌倉葉山散歩
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散歩の途中刺身が食べたくなって

散歩の途中刺身が食べたくなって
散歩をしての帰り、ランチ時だから海鮮定食の店は、混雑しているだろうと少し避けるように歩いていた、見るともなく店の方を見るといつもの人だかりがない。店の主人が声をかけてきたので、「随分空いているじゃない」と声をかけると、「コロナじゃないですかね」という。どの席も空席ばかり、奥の座敷にグループが入っているだけ。
家で食事の準備ができないときなどには、この店を使っている。
最近は、この種の店は覗くのを憚れるほど混雑を極め、簡単に利用できなくなっていた。
コロナ禍の今だから、昼時に気兼ねなく入れるのだろう。思わず予定にない行動に出てしまった。自宅に食事のキャンセルをして、今日は海鮮定食にした。

定食は決まった献立だが、自分の好きなもので組み合わせた。ブリにカンパチ、マグロ。それにかき揚げをを載せた。アジフライにするか迷ったが、ここは定番のかき揚げにした。

出てきた刺身盛合わせは、何と言っても彩りが素晴らしい、美しく盛り付けられて食欲をそそる。寒ブリは甘くて脂がのっている白い所とサッパリした赤みの妙味がいい。
カンパチと寒ブリの美味さは秀逸だった。
ともに脂が乗っている、これに時々マグロの赤身を口すると爽やかになる。まぐろが、箸休めのように前後のブリ、カンパチの味わいをより楽しませてくれる。
三種
(写真は、店のHPのものを拝借)

この店、先代の寿司屋が前身、昔は、出前で食べていたが家族中が大好物で、今でも語り草になっている。最近先代も復活して寿司が並ぶこともあるが、なかなか食する機会が持てない。
二代目が、海鮮定食の店を始め繁盛している。近隣の会社関係の社員の姿も見かける。こんな社員食堂があったらと羨ましくも思う。

概してこの町、二代目が元気にやっている、駅前の多くの店は後継問題が一番の頭痛の種だが、この町は、元気な二代目が目立ち、地域の社会活動も支えている。
人が人を呼び賑わいが街を変えていく、そんな姿がこの町にはある。
早く元の賑わいを戻すためにもコロナの収束を望みたい。
  1. 2021/01/14(木) 17:43:54|
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逗子鎌倉を徘徊する古代史ファンです、散歩で感じたことや、神奈川の古代を作った人々に思いを馳せ綴っています。

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